山陽新幹線人身事故 JR西、台車亀裂受け「安全未確認なら停止」徹底していたはずなのに…

 山陽新幹線では昨年12月、台車に破断寸前の亀裂が入り、運輸安全委員会が新幹線初の重大インシデントと認定。この問題を受け、JR西日本では異常音があり、危険と判断した場合や安全の確認ができない場合はすぐに停止することを徹底するなどの方針を示していた。

 台車の亀裂問題では、昨年12月11日、博多発東京行き新幹線のぞみが小倉駅を発車した際、乗務員が焦げたようなにおいに気付いた。さらに岡山駅を過ぎてうなり音が確認され、名古屋駅で運行を取りやめた。

 検査の結果、台車枠の底面に約16センチ、両側面にそれぞれ約14センチの亀裂が入り、破断寸前だったことが判明した。

 JR西は、発生原因が特定できない場合は、指令所に報告することも徹底するよう求めていた。今回の原因は「小動物との衝突」と運転士が判断したため報告しなかったとしている。

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