受刑者脱走 逃避行22日間「逃げるのはしんどかった」 平尾容疑者供述、愛媛・今治署へ移送

 愛媛県今治市の松山刑務所大井造船作業場から受刑者が脱走した事件で、逃走容疑で30日に逮捕された平尾龍磨容疑者(27)が、「逃げるのはしんどかった」と供述していることが、捜査関係者への取材で分かった。

塀によじ登ろうとして…

 広島県警広島東署によると、30日午前11時25分ごろ、広島市南区の店舗から「平尾容疑者に似た男が店を出ていった」と110番があり、警戒中の捜査車両が、約1キロ離れた同区内の歩道で黒のパーカー姿の平尾容疑者を発見。約30メートルにわたり逃走し、付近の塀によじ登ろうとした平尾容疑者を数人がかりで取り押さえ、同38分に逮捕した。

「はい、平尾です」と観念

 取り押さえられた直後、平尾容疑者は観念した様子で、捜査員からの「平尾か」との問いかけに「はい、平尾です」と答えた。広島東署では出された弁当をゆっくりと食べ、署員の問いかけにも応じているという。財布を持っており、中には硬貨と紙幣があった。

 平尾容疑者は午後3時ごろ、広島東署を移送車両で出発し、愛媛県警今治署へ向かった。丸刈りで口ひげをはやし、黒いシャツにチェックのズボンをはいていた平尾容疑者のほほは少しこけ、やややつれた印象だった。

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