次はどこが…本当は怖い「日本百名山」の火山23、御嶽山と草津白根山は噴火前「警戒レベル1」

日本百名山のうち常時観測されている23火山

日本百名山のうち常時観測されている23火山

 12人の死傷者を出した草津白根山の本白根山(群馬県草津町、2171メートル)の噴火。草津白根山は「日本百名山」に数えられ、麓には温泉場が広がるハイカー憧れの地だ。日本百名山の中には気象庁が噴火を警戒し、常時観測している火山が23ある。ただ、今回も前兆活動は観測されておらず、専門家は「いつでも噴火しうるという心構えを持ってもらいたい」と警鐘を鳴らす。

 噴石による被害で訓練中だった陸上自衛隊第12旅団の男性陸曹長(49)が死亡、他の隊員7人とスキー客ら4人の計11人も重軽傷を負った。

 気象庁はマグマの熱で高温、高圧になった地下水が爆発的に噴き出す「水蒸気噴火」の可能性が高いとみている。マグマの上昇による地震などの前兆がない「不意打ち」が多いという。

 今回の噴火は、4年前に58人が死亡、5人が行方不明で戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野、岐阜県)の噴火と共通点が多い。

 ともに日本百名山に名を連ね、多くの登山客が訪れる人気スポットで、気象庁が噴火の恐れがあるとして24時間態勢で観測を行っている。

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