「動画鑑賞部屋」もあった?“無法地帯”奈良市ごみ処理場…職員たちのあきれた実態

 21年に就任した仲川市長は「経緯を知らなかった」という。しかし、「市が認めた経緯があったとはいえ、今の世の中の常識からみてどうか。筋トレは、家に帰ってからやる話だ」と指摘、「合理的に残す理由はないと思う」と完全撤廃する方針を示している。

 まさに“やりたい放題”

 今回の問題は、ごみとして回収した空き缶や自転車を盗んで売却するなどしたとして、ごみ処理場の職員4人が逮捕されたのをきっかけに、市が現場の調査に入って発覚した。

 そこで市の担当者が見たものは…。センターの駐車場棟はトレーニングルーム以外にも、とても公の施設とは思えないような“無法地帯”と化していた。

 2年に竣工(しゅんこう)した駐車場棟は鉄筋5階建てで、西棟と東棟の2棟からなる。勤務で職員が利用する駐車場で、347台が収容可能だが、その至る所に回収された廃棄物とみられる電化製品や資材などが放置されていた。

 1階にはスクーターやバイクが置かれ、スキー板が入ったロッカー、掃除機なども。2階にはナンバープレートのない軽自動車や毛布、壊れたビニール傘数本。3階には新品と中古のタイヤや古びた冷蔵庫のほか、中身の入ったペットボトル入りの焼酎も。このほか、ゴム手袋やホース、扇風機など洗車道具一式が整理しておかれた“洗車スペース”らしき場所もあった。

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