「飲む、打つ、買う」下卑た欲望…24億円を手にした横領男の「華麗すぎる生活」

【衝撃事件の核心】

 飲む、打つ、買う--。男の下卑た欲望を、すべて会社のカネで手に入れた男が警視庁に業務上横領容疑で逮捕された。自らの欲望を満たすために注ぎ込んだ金額は実に24億円以上。一介のサラリーマンが送るには華麗すぎる生活を謳歌していた。可能にしたのは、男が会社に隠し持っていた「魔法の財布」の存在だった。

 愛人にマンション、高級レストランで札束…放蕩三昧のサラリーマン

 とある高級中華料理店。自分よりも数十歳若いであろう女性との会食を済ませたロマンスグレーの初老の男が財布を開けると、そこには1万円札があふれんばかりにひしめいていた。会計は10万円以上。「現金で」。男は女性を連れて颯爽(さっそう)と店をあとにしたという。

 男は羽染政次容疑者(60)。大手製紙会社「北越紀州製紙」(東京都中央区)の子会社「北越トレイディング」(新潟県長岡市)の総務部長を務めていた。後に警視庁捜査2課に業務上横領容疑で逮捕されることを予期してか知らずか、湯水のごとく金を使い続けていた。

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