石山ゲート元社長らを再逮捕 粉飾決算の疑い 東京地検特捜部

 ジャスダック上場の発電会社「石山ゲートウェイホールディングス」(東京都港区)をめぐる金融商品取引法違反事件で、東京地検特捜部は16日、同法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の疑いで、同社元社長の三木隆一容疑者(68)と元常務、深井憲晃容疑者(45)を再逮捕した。特捜部は認否を明らかにしていない。特捜部は同日、同社の株価をつり上げるため虚偽の企業情報を公表したとして、同法違反(偽計)罪で、両容疑者と法人としての同社を起訴した。

 逮捕容疑は、両被告は共謀し、平成26年9月、同年6月期の連結決算で、同社の業績を良く見せかける目的で、実際は約3億5千万円の赤字だったにも関わらず、発電会社「テクノ・ラボ」(茨城県牛久市)に発電機25台を販売したとする架空の取り引きにより約10億円の売上を計上、約3800万円の黒字だったなどとする虚偽の有価証券報告書を提出したとしている。

 この事件に関連し、実際は中国の会社から購入した発電機の価格を偽装し、東日本大震災後の電力不足に対応するための国の補助金5億円を詐取したとして、詐欺などの罪で、テクノ・ラボ社長、岡登和得(おかと・かずのり)容疑者(55)も起訴した。

 石山ゲート社をめぐっては、証券取引等監視委員会が26年10月、金商法違反容疑で強制調査。今月15日に同容疑で東京地検に告発していた。

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