誰もが恐れていた「再犯」…メッタ刺しの凶行に蘇った舞鶴事件の記憶:イザ!

2014.11.18 12:15

誰もが恐れていた「再犯」…メッタ刺しの凶行に蘇った舞鶴事件の記憶

■被害者母「鼓動激しく」

 「驚きとともに憤りを感じた。一番恐れていたことが現実となってしまった。捜査機関は、真相解明に向けて全力をあげてほしい」

 中容疑者の逮捕を受け、舞鶴事件の被害者の母親が代理人の細川治弁護士を通じ、コメントを出した。

 大阪高裁の控訴審で、中容疑者に「母親が犯人」と発言され、深く傷つけられたこともあった。中容疑者に無罪判決が告げられた瞬間には、ショックのあまり検察官の隣で泣き崩れた。それだけに今回の事件はひどく心をかき乱したのだろう。細川弁護士によると、中容疑者の逮捕を電話で知らせた際、母親は「鼓動が激しくなった」という。

 中容疑者の舞鶴事件での無罪は今年7月、最高裁が検察側の上告を棄却したことから確定した。「一事不再理の原則」。一つの事件で判決が確定すれば、再び裁判を起こすことはできないという憲法の規定。舞鶴事件で中容疑者が再び罪に問われることはない。

 「今回の被害者の方は、回復したら、何があったのかを話してほしい」という母親。細川弁護士はその心中をこう察する。

 「(事件で亡くなった)女子生徒は何があったのか話したくても、話すことができない。そんな思いがあったのではないか」

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