揺れる「香川県知事選」、選管の中心的職員がいない…前代未聞の事態に:イザ!

2014.8.2 16:17

揺れる「香川県知事選」、選管の中心的職員がいない…前代未聞の事態に

 昨年7月の参院選を巡る高松市の不正開票事件は、8月に迫った香川県知事選にも大きな影を落としている。高松地検は公選法違反罪で元市選管事務局長ら3人を起訴したのに加え、投票用紙の保管箱の封印を解いたとして、新たに封印破棄罪で市選管の課長補佐と係長2人の計3人も在宅起訴した。市選管にとって課長補佐ら3人の起訴は寝耳に水の出来事。選挙事務の中核を担う現職3人を欠き、「信頼回復の第一歩」と位置づけた知事選の作業に不安を残すことになった。

(高松支局 藤谷茂樹)

 ■寝耳に水

 「何を信じていいのか、悔しい気持ちだ」

 元市選管事務局長の山地利文被告(59)ら6人が起訴された7月15日。職員3人が段ボールを開け、投票用紙を操作したという封印破棄罪の起訴内容に、記者会見した東原博志事務局長はこう言ってうなだれた。

 市選管にとって、この3人の在宅起訴は「寝耳に水」だった。起訴される直前の課長補佐の岡弘哲被告(53)自身からこの日昼過ぎ、東原事務局長に報告があり、市選管は初めて3人が事件に関与したことを把握した。

 岡被告は「刑法96条の封印破棄罪で在宅起訴されることになった」と説明。詳しい説明を求めると、「投票用紙を入れた段ボールを開けた。有効票の箱と無効票の箱を開け、有効票を無効票の箱に移した。今後、裁判になるので話は控えたい」と話したという。