日本医師会への信頼は地に落ちた…中川会長らパーティー出席 「国民は自粛しとけ、俺はパーティーを開くけど」という了見が通るわけない!

【桂春蝶の蝶々発止。】

 私は、日本医師会(日医)の中川俊男会長がテレビや新聞に出るたび、「また悪い知らせだ…」と恐れています。われわれ噺家は、新型コロナウイルスで経済的には死にかけていますからね。

 先日も妻から「あなたはATM(現金自動預払機)のような存在だけど、コロナで残高のないATMになってしまった。意味がないわね」と言われてしまったところですから(苦笑)。

 しかし、命を守るために戦う医療従事者のトップの方が「国民はコロナに慣れてしまっている」「全面自粛にすべきだ」「強制力を持った行動制限が必要だ」と言ったら、そんな表現やめてくださいよ…とは思うが、戦時中の「欲しがりません勝つまでは」よろしく従わざるを得ない。

 大阪の寄席などは、実際にまだ閉館したままですよ。徹底した感染対策で、一人として陽性者は出していないのです。それでも、日本医師会の会長が「これまでで最大の危機だ」と言うと、われわれなど無力なもんです。自粛せざるを得ない。「最前線で戦ってくださる医療従事者に申し訳がない」…誰もがそう思いますから。

 だから、中川会長に関する今回の報道には、すべてが覆されるような思いになりました。

 まん延防止等重点措置が東京都内に適用されていた先月4月20日、100人以上が集まった国会議員の政治資金パーティーに、何と中川会長が発起人として出席していたというではありませんか! 日医の常勤役員14人全員が参加していたそうです。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ