朝ドラおちょやん、一福のトランペットに視聴者号泣、みつえの「すいとん」も話題に

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」の第90話が9日、放送され、多くの視聴者が、富川一福(歳内王太)のトランペット演奏に涙。SNSに「元気もらったよ」「涙出た」などの書き込みが数多く寄せられた。

 喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描く「おちょやん」。主人公の天海千代を女優の杉咲花が演じる。この日の放送は、第18週「うちの原点だす」の最終日で、戦時中の様子を描き、辛い展開が続いた18週が大団円を迎えた。

 大阪が大空襲に見舞われ、千代の幼なじみ、富川みつえ(東野絢香)は、義母の菊(いしのようこ)と義父の福松(岡嶋秀昭)を亡くした。さらに夫の福助(井上拓哉)の戦死を伝える知らせが届き、みつえはショックのあまりふさぎ込み、寝込んでしまう。一福はそんな福助とみつえの間に産まれたひとり息子。日本の勝利を信じ、父を亡くした一福は肩を落とし、千代に「嘘つきや…。絶対に勝つって言うてたくせに。日本が勝つためにお父ちゃんは命かけてたたこうたんと違うんか?こんなんやったら無駄死にやんか」と訴えた。その言葉に千代は胸を突かれる。

 福助は子供のころからトランペットに夢中だった。召集令状が届き、落ち込む福助を励まそうと、千代たちは誰もいない劇場で思い切りトランペットを吹かせ、戦地へと送り出した。戦争が終わり、瓦礫(がれき)と化した自宅から、一福は父が愛用していたトランペットを見つける。

 一方、千代の夫で「鶴亀家庭劇」の座長の一平(成田凌)は、戦争が終わったら座員たちに連絡すると約束しており、劇場がなくても芝居はできると、道頓堀の復興まで、旅一座として日本中を回るという新たな船出を決めた。また一福も、福助のトランペットと向き合おうとしていた。千代は旅立つ前に、みつえと一福が暮らしていた「福富楽器店」があった場所で、みつえと福助の結婚のキッカケになった芝居「マットン婆さん」を行うことを決める。ふさぎ込むみつえにどうしても笑ってほしかったからだ。

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