朝ドラおちょやん、トランペットを守ったみつえに視聴者涙「堀に投げ込んでたのに…」

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」の第84話が1日、放送され、主人公・天海千代(杉咲花)の幼なじみ、富川みつえ(東野絢香)の成長ぶりに多くの視聴者が涙。SNSに「あのみつえちゃんが…」「涙が止まらないよ…」など、たくさんのコメントが寄せられた。

 喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描く同作。物語は第17週「うちの守りたかった家庭劇」が放送中で、第二次世界大戦において日本と米国の戦争が本格化するなかでの千代たちの様子が描かれている。

 みつえは、千代が女優になる前に女中として働いてた芝居茶屋「岡安」のひとり娘。老舗芝居茶屋「福富」のひとり息子の福助(井上拓哉)と結婚し、福富が「福富楽器店」になってからは、義母の菊(いしのようこ)たちと一緒に店を切り盛りしている。

 戦前はジャズなどのレコードも扱っていたが、戦火が激しくなると、敵国の音楽であるという理由から、これらのレコード販売は禁止され、店内が軍歌一色になった。さらに福助に赤紙(召集令状)が届き、83話(3月31日)で夫が出征。店内は暗いムードに包まれていた。

 ある日、そんな店内に、大日本婦人会の面々がやってきた。金属の供出を求め、福助が大事にしていたトランペットを出せというのだ。小さいころからトランペット演奏に夢中だった福助にとって、このトランペットは、残されたみつえらにとっては福助そのもの。菊が、そんなものはもうないととぼけると、婦人会のリーダー格が、警察を呼んで家中を調べると脅しをかけた。

 このやり取りを聞いたみつえが、家の奥に駆け込み、包丁と金属鍋を両手に持ってきた。これが家に残っている最後の金属だと訴えるが、婦人会は「トランペットがおまへんがな?」と手を緩めない。みつえは紙幣を差し出し、これがトランペットを質に入れてもらったお金だと言い、「これも持っていきなはれ。福助さんが大事にしていたトランペット、うちらがどないな気持ちで質に入れたかわかりはります!?」と怒りをあらわにした。

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