朝ドラおちょやん、福助に続き百久利まで戦地へ…唯一の救いは塚地武雅演じる花車当郎

 NHK連続テレビ小説「おちょやん」の第83話が31日、放送され、主人公の天海千代(杉咲花)の幼なじみ、富川福助(井上拓哉)に続き、千代が所属する「鶴亀家庭劇」の座員、須賀廼家百久利(坂口涼太郎)にも赤紙(召集令状)が届き、戦地へ向かって旅立った。百久利の出征は突然で、この展開に多くの視聴者から悲しみの声が上がった。

 喜劇俳優で劇作家でもある2代目渋谷天外さんの妻で、松竹新喜劇の女優だった浪花千栄子さんの半生をモデルに、大正から戦後の激動の時代に女優の道をいちずに歩んだ女性の姿をフィクションとして描く同作。物語は第17週「うちの守りたかった家庭劇」が放送中で、第二次世界大戦において日本と米国の戦争が本格化するなかでの千代たちの様子が描かれている。

 第83話では、冒頭で福助が出征。頭を丸め、覚悟を決めて戦地へと赴く福助にエールを送った千代。夫の後ろ姿を妻のみつえ(東野絢香)は涙を流して見送った。その後、百久利にも赤紙が…。この流れにSNSは騒然となり、驚きと悲しみの声が集まった。

 百久利は、“喜劇界のアドリブ王”須賀廼家千之助(星田英利)に心酔し、彼のあとを追って鶴亀家庭劇に参加した座員。千之助のいるところには常に百久利がいると言われるほど、常に行動を共にしている。

 稽古場の前に集まった座員たちに「今度こそ、皇国のために命を捧げ、たたこうてまいります!」と敬礼する百久利。「必ず戻ってきておくなはれな。ウチらココでずっと待ってますさかい」という千代に、百久利は「おおきに!」と笑顔を見せた。その後、稽古場の中に1人だけ残っていた千之助のところに行き、「須賀廼家百久利、行ってまいります!」とお辞儀した百久利。千之助は目を合わせず、左手で追い払うような仕草で愛弟子を送り出した。百久利は必死に涙をこらえながら帽子を深々とかぶり、元気よく軍歌を歌いながら稽古場をあとにした。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ