歴代興収記録塗り替えた「鬼滅の刃」が年末年始も突っ走る お笑い好きには「新解釈・三國志」がおすすめ

【厳選シネマ 邦画編】

 コロナ禍の映画界は公開延期の続出で苦境に立たされている。だが、その鬱憤を晴らすように『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』がメガヒット中。さて、この年末年始はマスク着用で何を見ればいいのか。邦画を映画評論家の垣井道弘氏、洋画をおかむら良氏が厳選し、“全集中”で見どころを紹介する。

 猛烈な勢いで歴代興収記録を塗り替えた国民的アニメ映画『劇場版「鬼滅の刃」無限列車編』(外崎春雄監督)は年末年始も突っ走るだろう。人気の秘密は物語の面白さとスピード感。主人公の竈門炭治郎(かまど・たんじろう)と仲間たちがワンチームになって人喰い鬼と対決する。

 人喰い鬼が登場するのは「鬼滅の刃」だけではない。人気コミックの実写化『約束のネバーランド』(平川雄一朗監督)は森の中の孤児院で暮らす孤児たちが頭脳作戦で集団脱走する。ヒロインを浜辺美波、敵役を北川景子が好演している。

 1800年前の中国を舞台に有名な《赤壁の戦い》を描いた歴史エンタメ『新解釈・三國志』(福田雄一監督)はお笑い好きにオススメ。劉備の大泉洋と天才軍師の孔明にふんしたムロツヨシが3万の軍勢で80万の大軍に挑むが、そこは新解釈の奇策で笑いを誘う。

 先日の東京国際映画祭で観客賞を受賞した『私をくいとめて』(大九明子監督)は、のんと林遣都が初共演のラブストーリー。おひとりさま生活を満喫するOLが年下男子に恋をするが、2人の関係はじれったいほど進展しない。一生独身男女が増えた現代の恋愛事情を反映している。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ