煉獄さん日本一の男に!「鬼滅の刃」興収324億円で歴代1位

 公開中のアニメ映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の国内興行収入が27日までで324億7000万円に到達し、歴代1位になったことが28日、配給元の東宝とアニプレックスから発表された。

 2001年公開で、今夏にもリバイバル上映された「千と千尋の神隠し」(宮崎駿監督)の316億8000万円の記録を、10月16日の公開から2カ月半たらずの驚異的なスピードで更新。27日までで全国379館で上映され、観客動員数は2404万9907人に達した。

 先週末(26、27日)の興収は計9億円に達し、前週末比233%。26日からは体感型システム「MX4D/4DX」での上映や、主要キャラクターを描いた「メモリアルボード」が入場者特典第4弾として配布されたことも後押し。精細なアニメと巧みな物語、声優の熱演に加え、リピーターを取り込む巧みな宣伝戦略が、コロナ禍での大ヒットを支えた。

 同作は吾峠呼世晴さんの漫画が原作で、単行本の累計発行部数(電子版を含む)は1億2000万部を突破している。映画は、昨年放送のテレビアニメ版に続く物語で、主人公・竈門炭治郎(かまど・たんじろう)ら鬼殺隊の「無限列車」車内での戦いを描く。

 映画で戦いの主役となり、ファンの人気が高い煉獄杏寿郎(れんごく・きょうじゅろう)は、興収が上昇するたび、SNS上で「煉獄さん、100億の男!」などと祝福されてきた。

 煉獄はついに「日本一の男」に。くしくも28日は炭治郎の妹、ヒロイン禰豆子(ねずこ)の設定上の誕生日で、鬼滅ファンは二重の歓喜に沸き立った。

★有村昆「推しメン作りやすい」

 映画コメンテーターの有村昆(44)が本紙にコメントを寄せ、「コロナ禍もあり洋画などのライバルがいなかった。映画館も(昔の)ジブリ作品を上映するなどしていたが、シネコンが『鬼滅の刃』一色になり、1日の上映数と上映館が多かった」と大記録を打ち立てた理由を分析。「群像劇の描き方が素晴らしい。キャラクターが多い分、推しメンを作りやすいので、共感度が高い」と、個性豊かな登場人物から自分の好みをみつけて心を寄せられるのも魅力とした。

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