デビュー曲の提供は本当にうれしかった 川崎麻世も筒美京平さん悼む

 多くのヒット曲を手掛けてきた筒美京平さん。デビュー曲『ラブ・ショック』(1977年)で一緒に仕事をした俳優、川崎麻世(57)がその死を悼んだ。

 川崎はいう。

 「デビュー曲を筒美先生が提供してくださるとジャニー喜多川さんから聞いたときは本当にうれしかったです。デビュー曲『ラブ・ショック』、B面『オーロラ』、私が真田幸村を演じたドラマ『猿飛佐助』(日本テレビ系)の挿入歌『オアシス』とB面『目をさませ! 仲間なら!』の4曲をいただきました。『ラブ・ショック』と『オーロラ』は甲乙付け難いカッコよさで、関係者の前でお披露目してデビュー曲は『ラブ・ショック』に決まりました。今でもディナーショーで歌わせていただいています」

 音楽プロデューサーの月光恵亮氏は、音に厳しいプロの姿を思い返す。

 「僕が調子に乗っていると必ずおしかりを受けました。宮崎駿監督の『天空の城ラピュタ』のイメージソング『もしも空を飛べたら』のレコーディングで、仮歌を先生にお届けしたら『仮歌だからといって、手を抜くんじゃありません。これで大体が決まっちゃうんだから』としかられました。もう1曲は1997年にドラマ『流れ板七人』(テレビ朝日系)の主題歌として、先生の『さらば恋人』をカバーしたときのことです。トラックダウンの当日に突然スタジオに現れて、音を聞くと『こういうアレンジだったら月光君にやらせないでしょ! もっと自分の個性を出したロックにしなさいよ! やり直してください』とだけ。何も返す言葉がありませんでした」

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