真琴つばさ、毎度“華々しい”落語を一席 元宝塚男役トップが新たな挑戦!

【ヒューマン】

 元宝塚歌劇団月組トップスターの女優、真琴つばさ(55)が、10月30日に東京・四谷区民ホールで行われる落語会「噺舞台 落語のラララ~真琴つばさ&さん喬・粋歌~」で落語に初挑戦する。退団後は女優や歌手のほか、バラエティーでも活躍。芸能生活35周年での新境地だ。宝塚はビジュアルも作りこんで男役を極めたが、落語は身一つでさまざまな人物を演じ分ける世界。「自分を鍛えるには良い機会」と意欲を燃やす。

 宝塚の男役を極めた真琴が、新境地を開く。

 落語会は、重鎮の柳家さん喬(72)、来年真打ちに昇進する女流の三遊亭粋歌(44)が出演。真琴は、借金まみれの男が死神と取引をして医者になる「死神」、妾の家に押し入った泥棒と女の駆け引きを描く「転宅」の古典二席を演じ、落語に初挑戦する。

 宝塚時代は端正なマスクとハスキーボイスでダンディーな男役を演じてきたが、落語では生活感と人間味のある江戸の庶民になる。6月に初めてさん喬から稽古をつけてもらい、散歩中も話して覚えるなど落語漬けだ。

 「師匠からは『男役になっていますね』といわれ、人前に出てしゃべるとつい男役になってしまいます。“恋のハート泥棒”を演じてきたけど、落語の人物はとらえどころがない。主軸になる人物がなかなか定まらなくて難しいですね」

 宝塚はビジュアルも作りこんだ様式美で男役を表現する一方、落語は身一つで、声だけでさまざまな人物を演じ分ける。

 「化粧もしないし、衣装で着飾ったりもしない。どこでも演じられるのはシンプルだけど、重くて、深いですね。自分を鍛えるにはすごく良い機会だなと思います」

 芸道を学ぶ姿勢を指す言葉「守・破・離」を胸に、「教えてもらったことを守り、離れて自分のものを作り出す…。まだまだ師匠からは離れられないですね」と必死に食らいついている。

 自身も106年の歴史ある宝塚で芸を継承する重みを肌で感じてきた。

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