池上彰が菅新政権、新型コロナ対策に望むことは? 一部緊急生放送

 フジテレビの日曜THEリアル!は「池上彰スペシャル」(20日後8・0)を放送する。

 ジャーナリストの池上彰(70)が内外のニュースを分かりやすくスタジオ解説するシリーズ。今回は菅義偉新政権の誕生、刻々と変化する新型コロナウイルスとの新たな闘いなどを受け、一部緊急生放送で届ける。

 今月16日に誕生した菅新政権のもとでコロナ対策はどうなるのか。これまでの安倍政権の方針や対策と違いはあるのか。池上が早速“忖度なし”の生解説をスタートさせる。

 また、今後予想されるコロナとインフルエンザの同時流行。さらに大型台風や大地震など自然災害と感染症が重なる“複合災害”も強く懸念されている。

 そこで身を守るための「避難所」について海外にも目を向け解説。大勢で密集し、床に雑魚寝…実は、日本では約100年前からあまり進化していないのだ。感染症対策が全くとられていなかったこれまでの避難所の実態に迫る。

 池上は「避難所がこれまであまりに非人間的だったということに今ようやく気付き、最初からこうあるべきだということを私たちは知ったのではないか。イタリアの例を見れば、たとえ避難していても私たちの日常の生活、人間としての尊厳を失わないような避難生活が絶対に必要だと自覚するべき」と特に今回伝えたかったことだという。

 コロナの状況については「確かに感染者数が以前ほど爆発的には増えていないが、だからといって大幅に減ってはいない。しかし、この状況に慣れてしまって毎日全国で何百人も感染者が出ているのに“そんなものかな”という感じにもなっている。このような慣れというのは危険。ここのところ死者も連日出ているので、それが非常に気になるところ」と話す。

 政府の対応が後手、後手に回っていたにも関わらず、感染者数や死者数が抑えられたのは「やはり国民のみなさんが一生懸命、感染症対策を行ったということ。PCR検査もなかなか拡充しなかったし、政府の対応は決して褒められたものではないが、結果としてはうまくいっている。そのため海外のメディアからは“日本は不思議だ”“政府が失敗ばかりしているのになぜ死者が少ないのか”と言われるくらい。それは一人一人がものすごく気をつけたということだと思う」と解説する。

 最後に菅新政権に望むことを聞かれると、こう締めくくった。

 「もちろん経済とコロナ対策の両立を求めるということはよく分かる。しかし、感染症対策を徹底的に行わず、中途半端に経済を再開させるとまた患者が増えてしまい、その結果、経済行動を制約せざるを得ないということの繰り返しになってしまう恐れもある。経済を回さないといけないというのは分かるが、あまり早急にやってしまうと逆効果になるということに気をつけなければいけない」

 ゲストは梅沢富美男、長嶋一茂、ゆきぽよ(木村有希)、吉川美代子。

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