『西遊記』共演者からも愛された沙悟浄・岸部さん 堺正章「残念の極み」

 岸部四郎さん(享年71)の訃報が流れた15日、芸能界からは悲しみの声が相次いだ。日本テレビ系ドラマ「西遊記」で共演した歌手でタレント、堺正章(74)と俳優、西田敏行(72)はそれぞれ追悼コメントを発表。孫悟空役の堺は「残念の極み」と大きなショックを受け、猪八戒役の西田は「シローちゃんの沙悟浄、最高だったよ」としのんだ。

 河童の旅立ちに猿と豚が悲しみに暮れた。「西遊記」で岸部さんと共演した堺と西田がそれぞれ所属事務所を通じてコメントを発表した。

 「突然の訃報に驚くばかりです」

 仲間を失った堺は無念の胸中を吐露。「四郎ちゃんには西遊記で沙悟浄役を頑張って頂いた思い出が大きく残っています」と在りし日の姿をしのんだ。

 同作は1978年10月から半年間、パート1を放映。堺が主役の孫悟空、岸部さんは関西弁の沙悟浄、西田が猪八戒、女優の夏目雅子さん(1985年死去、享年27)が三蔵法師にふんする異色のキャスティングが話題を呼び、平均19・5%、最高27・4%の高視聴率を記録した。

 2006年にDVD化された際に再会した堺は当時のように、自身は「猿」、岸部さんを「河童」、西田を「豚」と呼び合い、猛暑の中で点滴を射ちながら撮影を続けたなどの思い出話に花を咲かせていた。

 ドラマで苦楽をともにしていたことに加え、堺はザ・スパイダース、岸部さんがザ・タイガースに属していたことから「同じグループサウンド出身の四郎ちゃんにお会い出来ないかと思うと残念の極みです」と苦しい胸中を吐露した。

 ともに時代を駆け抜けた西田は「人生の絶頂とどん底を経験したシローちゃん! 現世の旅を終えてパライソに旅立ったんだね」と、ポルトガル語で天国、楽園を意味するパライソを用い、コメント。「シローちゃんの沙悟浄、最高だったよ」と懐かしみ、「数多の役者いるけれど、あんなチャーミングな沙悟浄を演じられる役者はシローちゃんだけです。あん時の幸せそうなシローちゃんの顔しか思い浮かばないよ」と悼んだ。

 ◆歌手のアグネス・チャン(65) 「訃報が相次ぐ。。。岸部さんが旅立ちました。岸部さんは同じ渡辺プロダクション出身の先輩です。若い時は歌番組、ワイドショー、バラエティー番組で良くご一緒させて戴きました。穏やかな笑顔が素敵でした。60年代から日本の音楽界、テレビ界を大きく貢献した先輩です。本当に残念。。。。です」(ブログより、原文ママ)

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