伊勢谷友介容疑者、大麻逮捕 人気俳優が突然の転落劇、天国の兄・寛斎さんが泣いている…

 俳優、伊勢谷友介容疑者(44)が8日、東京・目黒区の自宅で大麻を所持したとして、警視庁組織犯罪対策5課に大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕された。6日に吉永小百合(75)の主演映画の撮影に参加したばかりで、認否について「弁護士が来てから話したい」と供述。5日に最終回を迎えた日本テレビ系ドラマ「未満警察 ミッドナイトランナー」では逮捕される警察学校の教官を演じており、皮肉な現実となった。

 現代劇も時代劇もこなす東京芸大出身のイケメン独身貴族が、大麻所持で捕まった。

 組対5課は8日午後3時10分頃から、大麻取締法違反容疑で伊勢谷容疑者宅を家宅捜索。リビングの机の引き出しから、ポリ袋に小分けされた乾燥大麻4袋(計約20・3グラム、およそ40回の使用分、末端価格12万円相当)が見つかった。

 逮捕容疑は午後4時40分頃、自宅で4袋のうちの1袋(約7・8グラム)を所持した疑い。机の上には大麻吸引に使うとみられるたばこの巻紙や灰皿に何かが燃えた灰のような物が残っていたため、使用していたとみて調べている。

 伊勢谷容疑者は捜索の際、1人で在宅。捜査員の指示に素直に従っていたが、認否については「弁護士が来てから、お話ししたい」と供述したという。身柄は警視庁に護送後、この日午後8時50分過ぎに留置先となる江東区の東京湾岸署に移送された。車の後部座席はカーテンで閉ざされ、姿は見えなかった。

 仕事は順風満帆だった。今月4日にクランクインした吉永の主演映画「いのちの停車場」(成島出監督、来年公開)にIT企業社長役で出演。6日に1日だけ撮影に参加して出番を終えた。また、5日に最終回を迎えた「未満警察」では警察学校の教官役で出演し、ラストで逮捕される犯人を熱演していた。

 端正な顔立ちと水泳などで鍛えた引き締まった肉体を武器に、東京芸大美術学部デザイン科の在学中に俳優デビュー。1999年の映画「ワンダフルライフ」を皮切りに「あしたのジョー」「翔んで埼玉」など多数の作品で活躍し、2002年には初監督映画「カクト」が公開されるなど作り手としての才能も発揮していた。

 今年7月21日に死去したファッションデザイナー、山本寛斎さん(享年76)の異母弟にあたり、死去が発表された際、インスタグラムに「あなたの血は、僕の中に生きてます。『世界基準でやりたい様にやる』を現実にしたい」と誓っていた。

 華麗な女性遍歴でも知られ、16年にモデルでタレント、森星(ひかり、28)との熱愛が報じられたが、関係者によると、約1年前に破局していたことが判明。森の所属事務所は8日、本紙の取材に「担当者が不在なので分かりません」と言葉少なだった。

 組対5課は伊勢谷容疑者が大麻を所持しているとの情報を得て、内偵捜査を続けていた。今後、大麻所持の詳しい経緯や入手ルートについて厳しく追及する。身柄の送検は10日になるとみられる。

 ◆識者の見解

 レイ法律事務所の河西邦剛弁護士 「自宅から乾燥大麻が袋単位で、しかもトータルで4袋出てきたとなると相当な常習性が疑われると思う。4袋というのは知人からたまたまもらっただけとは言えないような量。押収された吸引具とみられるたばこの巻紙から容疑者の唾液が検出されれば、自己使用目的で所持したことは強く推認されることになる。懲役1年、執行猶予3年が量刑相場。内偵捜査が進んでいたならば、警察が直近に容疑者が入手した事実をつかんだタイミングで捜索に入ったとも考えられる」

 伊勢谷 友介(いせや・ゆうすけ)

 1976(昭和51)年5月29日生まれ、44歳。東京都出身。東京芸大美術学部在学中の96年からモデルとして活動し、98年に俳優デビュー。99年に是枝裕和監督作品「ワンダフルライフ」で映画デビューし、02年の初監督映画「カクト」で脚本・主演も務める。09年に社会課題解決のためのクリエーティブワークを行う「リバース・プロジェクト」を設立。同年のNHK「白洲次郎」でドラマ初主演を飾り、10年の「龍馬伝」、15年の「花燃ゆ」の大河ドラマに出演。代表作は「あしたのジョー」「カイジ2」など多数。179センチ。

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