特装版「鬼滅の刃」が高額転売、既刊セットで6万円…出版社は重版対応で注意喚起

 吾峠呼世晴(ごとうげこよはる)さんの人気漫画「鬼滅(きめつ)の刃」(集英社)の新刊が発売された13日、さっそく“転売問題”が持ち上がりネットを騒がせている。同社は品切れになっても重版で対応すると冷静な行動を呼びかけたが、発売直後のオークションサイトなどでは、定価を大きく上回る価格で新刊の「特装版」が出品されている。

 同作は2016年から「週刊少年ジャンプ」で連載しているバトル漫画で、電子版を含むコミックスのシリーズ累計発行部数は6000万部。大正時代を舞台に、人食い鬼に家族を殺された少年、竈門炭治郎(かまどたんじろう)が、鬼になってしまった妹の禰豆子(ねずこ)を救う術を探しながら仇敵を追う物語。11日発売の同誌(23号)では激闘の後、舞台が大きく変わることを示唆する展開で読者を驚かせた。

 13日にはコミックスの20巻(税別440円)と同時に、ポストカードなどの特典がついてくる特装版の同巻(税別900円)が発売された。ツイッターでは、特装版を求めて開店前の書店に列ができている、店内が混雑しているなどの投稿が見られ、新型コロナウイルスへの感染を不安がるコメントが相次いだ。トレンドには「鬼滅買い」が入り、読者以外のネットユーザーの間でも話題になった。

 さらに、楽天、ヤフオク!、メルカリなどのサイトでは、特装版が定価を大きく超える6000~8000円で出品されたり、1~19巻と20巻の特装版のセットが6万円で販売されたりするケースが見られた。初版本であることをアピールする出品者もいた。

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