田村芽実、芽吹いた和のココロ アイドルからミュージカル女優へ、重なる本田美奈子.の背中

【ぴいぷる】

 今年2月、コロナ自粛で残りの公演が中止となる直前に、「ウエスト・サイド・ストーリー Season2」(豊洲・IHIステージアラウンド東京)で、マリアを演じる姿を見た。

 可憐さと力強さが同居した存在感は、大がかりな回転舞台に負けず、悲劇の中にあって屈託のない笑顔が光る。

 「演出家のフリオ(モンヘ)から、『君はアクトレスだけど、ものすごいコメディアンだね』と言われました。英語が分からず、身ぶり手ぶりで伝えようとしたのが、面白かったのかもしれません。歌が上手な方、お芝居が上手な方はたくさんいる。そこに面白さを混ぜることができれば楽しいと思います。もっと学びたいです」

 同じカンパニーには宝塚や劇団四季の出身者、百戦錬磨のミュージカル俳優たち。伍してオーラを放つのは、持って生まれた星なのか。

 「歌好きの母、見守ってくれる父のもとで、物心ついたころから歌に囲まれ、宝塚や劇団四季のビデオを見ていました。小学1年のとき、湖月わたるさん、白羽ゆりさんの『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』が地方公演に来られて。この世界に入りたい! って」

 男役に憧れたが、身長の高さなどで断念。ハロー!プロジェクトの人気アイドル「スマイレージ」の新メンバー募集に合格した。

 「厳しかったというか、レベルが高くて、学んだことがとても多いです。そのとき応援していただいたから今がある。それが大前提ですね」

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