人に恵まれたことで開けたフリーアナとしての「道」 これからも冷静に現実を見ながらも前向きに

 【酒井千佳の気分は明朗快晴】

 時々、地方局で働いているアナウンサーから。東京でフリーアナウンサーになりたいんですが…と相談を受けます。そんなとき私は、フリーで仕事をもらうのは本当に難しいことなんだと現実的な話をします。

 私はフリーになって8年、とてもありがたいことにレギュラー番組をいただいてきました。これは本当に奇跡だと思っています。上京前に地方局のアナウンサーを辞める決断をしたとき、正直アナウンサーの仕事で食べていけるとは思っていませんでした。客観的に考えて、当時私はアナウンサーの中でもうまいといえるほうではなく、正直厳しいと思っていたのです。

 ただ、東京でチャレンジするという夢を諦めきれず、「挑戦し続けてオーディションに落ち続ければ諦められる」と思ったのです。ただチャレンジするからにはとことんやろうと。自分の欠点をしっかり分析し、できる限りの努力をし続けてきました。

 ただ努力をしている人なんて山ほどいる中、今までお仕事の機会をたくさん与えていただけたのは、本当に周りの方々のおかげだと思っています。私は人に恵まれている運のよさだけは自負しています。

 また、現実を冷静に見る目を持ちつつも、前向きに考えて行動することは意識していました。一見、相反することなのですが、そのバランスが大事なのかなと考えています。自分の至らなさは自覚しつつも、自分のできることをポジティブに考えることで、道は開けていくのではないかと思います。

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