“コロナ後の世界”に思い巡らせる作品 「CURED キュアード」20日公開

【話題の映画ウラのウラ】

 いまや世界中が新型コロナウイルスの感染拡大に戦々恐々としている。国内では学校が休校になり、イベントやコンサートが次々と休止に追い込まれ、経済にも大きな影響が出ている。そのタイミングを狙ったわけではないだろうが、深く考えさせられる映画が20日公開の『CURED キュアード』(デイヴィット・フレイン監督)だ。

 というのは、この作品が、ある未知のウイルスが猛威を振るったが、何とかそれを封じ込めることに成功したあとの物語という設定だからだ。

 アイルランドで突然人間を凶暴化させる新種の病原体「メイズ・ウイルス」が発生、人を襲って大混乱となったが、政府と軍と医療関係者の努力で6年後にはなんとか秩序を取り戻した。

 だが、大きな問題があった。感染者の75%は治癒したが、残り25%はゾンビ化したままだったのだ。治療効果のない感染者は施設に閉じ込められたが、政府は健常者からの圧力に負け、彼らを“処分”することに。

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