槇原敬之容疑者、覚醒剤で99年に続き2度目の逮捕…損害賠償は億単位に

 シンガー・ソングライター、槇原敬之容疑者(50)が13日、覚せい剤取締法違反(所持)と医薬品医療機器法違反(所持)の疑いで警視庁組織犯罪対策5課に逮捕された。逮捕容疑は一昨年に東京・港区の一室で覚醒剤や危険ドラッグ「ラッシュ」を所持していた疑い。同課は認否を明かしていない。槇原容疑者は1999年に覚せい剤取締法違反(所持)で逮捕され、有罪判決を受けている。デビュー30周年の活動に尽力する最中での2度目の逮捕。芸能界に衝撃が走った。

 数々の名曲を生み出したヒットメーカーが、節目の年に再び薬物で逮捕された。

 逮捕容疑は2018年3月30日、東京・港区のマンション一室で指定薬物の亜硝酸イソブチルを含む通称「ラッシュ」と呼ばれる液体64・2ミリリットルを所持し、同4月11日に同じ部屋で覚醒剤0・083グラムを所持した疑い。

 警視庁は同年4月に現場のマンションを家宅捜索。部屋には当時、槇原容疑者とともに、所属事務所元代表で長年のパートナーでもあった男性(43)が住んでいた。

 男性は18年3月16、30日に覚醒剤を所持したとして起訴され、有罪判決を受けたが、その後の捜査で槇原容疑者も関与した疑いが強いと判断。この日午後4時45分頃、渋谷区神宮前の自宅で逮捕に踏み切った。認否は明らかにしていない。

 槇原容疑者は逮捕された際、暴れることなく落ち着いており、尿検査にも応じているという。

 逮捕前日の12日には日本テレビ系「バズリズム02」(金曜深夜0・59、28日放送分)の収録に参加したとインスタグラムで報告。同局は逮捕を受け、出演部分を放送しないと説明した。楽曲を使用している局も多く、業界は大わらわだ。

 槇原容疑者は1990年10月にデビュー。「どんなときも。」「もう恋なんてしない」などを生み出し、SMAPへの提供曲「世界に一つだけの花」は平成を代表するメガヒットとなった。

 昨年10月にはデビュー30周年イヤーに突入し、さまざまな企画を展開。3月4日には提供曲のセルフカバーアルバム「Bespoke」、夏にはオールタイムベストアルバムと特集雑誌「槇原敬之ぴあ」を発売予定で、秋からはツアーを予定していたが、逮捕を受け、全て白紙となった。

 損害賠償は30周年事業の中止や収録済みの番組の差し替えに加え、CDの発売や楽曲の配信も停止になるとみられ、億単位となる可能性もある。

 槇原容疑者は1999年8月にも覚せい剤取締法違反(所持)の現行犯で逮捕されている。当時は懲役1年6月、執行猶予3年の有罪判決を受けたが、2000年に活動を再開していた。

 パートナーの男性は99年の事件時にも槇原容疑者と一緒に覚醒剤を所持したなどとして逮捕され、同法違反の罪に問われて有罪判決を受けた人物で男性と縁が切れなかったことが今回の逮捕につながったとみられる。

 前回の判決後、「初心に帰っていい音楽を作ることで、ファンの皆さんにつぐないをしたい」と再起を誓っていた槇原容疑者。またもやファンを裏切ってしまった。捜査では、前回逮捕されてからの“空白の21年間”も明らかになりそうだ。

■槇原 敬之(まきはら・のりゆき)

 1969(昭和44)年5月18日生まれ、50歳。大阪・高槻市出身。1990年10月25日にシングル「NG」とアルバム「君が笑うとき君の胸が痛まないように」でデビュー。91年に「どんなときも。」がミリオンヒットし、NHK紅白歌合戦に初出場。その後も「もう恋なんてしない」「SPY」「Hungry Spider」などヒット曲を連発。また、SMAPの「世界に一つだけの花」など、他のアーティストにも数多くの楽曲提供をしている。

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