三谷幸喜氏「裏切りやがって」出演者にブラックジョーク

 東京・渋谷にあるPARCO劇場のお披露目会見が15日、同所で行われ、俳優の渡辺謙(60)や大泉洋(46)、脚本家の三谷幸喜氏(58)や宮藤官九郎氏(49)ら豪華な顔ぶれが並んだ。

 PARCO劇場は、1973年の渋谷PARCO開店と同時に西武劇場としてオープン。2016年に建て替えのため休館するまでの43年間に、約1200作品が上演された。

 新たな劇場は、3月13日に開幕する渡辺の主演舞台「ピサロ」を皮切りに、来年4月開幕の中井貴一(58)主演作「月とシネマ」まで14作品がオープニング・シリーズとして上演される。

 1985年に同所で「ピサロ」の若きインカ王を演じ、今回は主人公のピサロ役で凱旋(がいせん)する渡辺は「この劇場は僕の演劇人生にとってのエポック」としみじみ。「これから命を吹き込んでいかないといけない」と力を込めた。

 会場の厳かな空気を一変させたのが三谷氏だ。

 6月20日開幕の「大地」から8月20日閉幕の「其礼成心中」まで3作品の作・演出を手掛けるが、「上演期間が東京オリンピックと丸かぶり。スポーツに興味がない方は見に来て」とニヤリ。「出演者の中に聖火ランナーをやる奴がいて許せない。裏切りやがって」とブラックジョークで笑わせた。

 来年2月開幕の「藪原検校」に主演する歌舞伎俳優、市川猿之助(44)が「三谷さんの作品に出たい」とあいさつすると、三谷氏は「大地」に主演する大泉に関して「まだ出演が決まっていない。猿之助さん、スケジュール空いていますか?」と手のひら返し。目の前で出演を“ドタキャン”されかけた大泉は「出るんだよ!」と大慌て。会場はすっかり“三谷劇場”と化していた。

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