長野智子キャスターら“警鐘”!暴走メディアの実態描く映画公開へ

 元フジテレビの長野智子キャスター(57)や日本テレビ系「スッキリ」でおなじみの阿部祐二リポーター(61)らが8日、東京・有楽町のよみうりホールで行われた米映画「リチャード・ジュエル」(クリント・イーストウッド監督、17日公開)の記念トークイベントに出席した。

 1996年に発生したアトランタ爆破事件に基づいた物語。警備員のリチャードは爆弾入りの不審なバッグを発見して数千人の命を救ったが、現地メディアの多くは彼を容疑者扱いで報道。米連邦捜査局(FBI)も捜査に乗り出す中、彼の無実を信じる弁護士が立ち上がる。

 真実から遠ざかる暴走メディアの実態が描かれており、阿部氏は「『1番早く報道したい』という思いが強すぎると、そこに罠が潜んでいる」と自戒。当時、現地に滞在していた長野さんは「犯人が逮捕された後、誤報だったというフォローの報道はほとんどなかった」と問題点を指摘した。

 実際にリチャード氏を取材した元TBSニューヨーク支局のジャーナリスト、下村健一氏(59)も出席。SNSなど現代の情報化社会を重ね「同じような暴走が東京五輪で起きても不思議ではない」と訴え、「私たちはテレビとスマホの世界が全てではないと自覚しなければいけない」とメッセージを送った。放送プロデューサーのデーブ・スペクター氏も同席した。

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