沢尻エリカ容疑者代役に川口春奈、大河放送開始は最低2週先送りへ

 合成麻薬MDMAの所持容疑で逮捕された女優、沢尻エリカ容疑者(33)が次期NHK大河ドラマ「麒麟がくる」(日曜後8・0)で演じる予定だった帰蝶(濃姫)の代役が21日、川口春奈(24)に決まった。川口は時代劇初挑戦だが、いきなり大河で大役に挑む。関係者によると、撮り直し分は12月初旬から撮影に入るが、来年1月5日の放送開始には間に合わず、最低でも2週先送りされ、最短で同19日となる見込みだ。

 沢尻容疑者の逮捕から6日目。難航していた代役が、ついに決まった。

 川口は沢尻容疑者より9歳若く、時代劇経験はないが、NHKは「確かな演技力があり、戦国武将の娘としての気高さと強さを表現していただけると考えて、お願いすることになりました」と大きな期待を寄せる。

 川口が演じる帰蝶は、主人公・明智光秀(長谷川博己、42)の主君、斎藤道三(本木雅弘、53)の娘で後に織田信長(染谷将太、27)の正妻になる重要な役どころ。前日20日の段階でNHKは候補者を5人まで絞り、貫地谷しほり(33)、水川あさみ(36)ら沢尻容疑者と同世代で、時代劇経験の豊富な人気女優が多数含まれていたという。

 そのなかで川口を選んだ理由について、関係者は「若いが主演やヒロイン役を数多く務めており、本木ら主要キャストとのスケジュールが一番合ったことに加え、新鮮かつ伸びしろに期待したから」と明かす。川口の所属事務所は数日前からNHKと出演交渉に入り、21日に全てのスケジュール調整が完了して出演が正式決定。その日のうちに発表された。

 時代劇はカツラを作るのに時間がかかるため、川口はまずカツラと衣装のサイズ合わせに入り、戦国武将の姫になるための所作を習って、時代劇特有のせりふ指導も受ける。撮り直し分の撮影は12月初旬からを予定している。

 撮影現場は、撮り終えた10話分のほとんどが東京・成城撮影所に建てられていた稲葉山城(のちの岐阜城)のセットだったが、すでに解体しており、局内のスタジオに城のセットを再建した。1日も早く収録するため、2話までのロケは全てセット内での撮影に変更。それでも来年1月5日の開始には間に合わず、2週は遅れる見込みだ。

 現在放送中の大河「いだてん~東京オリムピック噺~」は視聴率一桁の低迷が続く。災い転じて福となすではないが、「麒麟がくる」は今回の騒動で話題は全国に行き渡っている。フレッシュな顔、川口が救世主となれるか。

■川口春奈(かわぐち・はるな)

 1995(平成7)年2月10日生まれ、24歳。長崎・五島市(旧福江市)出身。2007年、ティーン向けファッション誌「ニコラ」のオーディションでグランプリに輝き、専属モデルとして芸能界デビュー。09年にフジテレビ系月9ドラマ「東京DOG」で女優デビューし、11年の「桜蘭高校ホスト部」で連ドラ主演を飾った。以降、「夫のカノジョ」「ヒモメン」「イノセンス 免罪弁護士」など主演作、ヒロイン作多数。166センチ。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ