「ブラの中に隠し持っていた」沢尻エリカ容疑者、洗いざらい供述する「心理」と「狙い」

 合成麻薬MDMAを所持したとして警視庁に逮捕された女優、沢尻エリカ容疑者(33)が、日常的にブラジャーの中に違法薬物を隠し持っていたことが分かった。職務質問などを受けても発見されにくい場所で、常習性と悪質性が浮き彫りになった。一方で捜査にはMDMAの隠し場所を自ら明かし、「10年以上前から大麻やLSD、コカインも使用した」など洗いざらいしゃべっている。その心理と打算を専門家が解き明かす。

 20日付のサンケイスポーツが報じた。捜査関係者などによると、沢尻容疑者はこれまで違法薬物をブラジャーに入れて持ち歩いていたという。「クスリをブラに入れていると聞いたことがある」と話す芸能関係者もいるという。

 捜査員が手を出しにくい場所に隠すなど、薬物の扱いに慣れた様子もうかがえるが、逮捕後は一転して薬物の入手先や過去の使用歴などを積極的に供述している。

 「逮捕されたことである意味ホッとしているのでは。これまでの過ちを正直に打ち明けてサッパリしたいという気持ちの表れかもしれない」と分析するのは、元千葉県警刑事課長で犯罪評論家の田野重徳氏。

 10年以上前から薬物を使用していたという沢尻容疑者だが、主演映画の舞台あいさつで「別に」と発言して批判を浴びたのが2007年。09年1月にはハイパーメディアクリエイターの高城剛氏(55)と結婚したが、同年9月末に当時所属していた事務所に契約解除された。翌10年に離婚の意思を表明するなど、世間を騒がせた時期とも重なる。

 沢尻容疑者の供述は、本人だけではなく周辺の人物も巻き込む狙いがあったのか。田野氏は、「過去の薬物犯罪は裏付けがほぼ取れず、訴追される恐れもないので、反省している様子をアピールしているという見方もできる」と付け加える。

■常習性と悪質性が浮き彫り

 複数の薬物はどう使われていたのか。薬物依存に詳しい精神科医で、ヒガノクリニック院長の日向野春総氏は、「海外ではインテリ層が女性との関係の中で使用することが多いのがコカインだ。性欲を増幅させるなど興奮作用をもたらすほか、食欲を減退させる効果があるので『やせる薬だ』などと勧められることもある。ただ、流通が少なく高価で、依存するほどの量を手に入れるのは困難なので、MDMAで代用することもありうる」と指摘する。

 一方で日向野氏は、長期間の薬物依存は脂肪肝など内臓への負担も大きいといい、「本当に使用歴が長いのならば、できるだけ早く身体検査をすべきだ」と強調した。

 身も心もクリーンに戻れるか。

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