東映版スパイダーマンがハリウッド進出か 「スパイダーマッ!」「まさか巨大ロボも」

 昨年公開された米国のアニメ映画「スパイダーマン: スパイダーバース」の続編に、東映が制作した特撮番組「スパイダーマン」(東京12チャンネル・現テレビ東京、1978~1979年)の主人公が登場するようだ。プロデューサーのフィル・ロード氏が5日、ツイッターで明かした。ネットでは日本のファンから歓喜の声があがっている。

 「スパイダーバース」は米コミック大手マーベル社の人気キャラクター、スパイダーマンをテーマにした作品。パラレルワールドの個性的なスパイダーマンたちが集結する設定で話題を呼んだ。

 5日、ツイッターで「2022年公開の新作に東映版スパイダーマンは出ないのか、デザインを手伝いたい」と申し出た外国のネットユーザーに対して、ロード氏が「He’s designed!(もうデザインされていますよ!)」と返信。意外な形で東映版スパイダーマンが登場する可能性が明らかになった。

 スタン・リー氏が描いた原作「スパイダーマン」は超人の葛藤を描くドラマ。大人の鑑賞に耐えうる内容と評価されて何度も実写映画化されている。東映は70年代、日本で子供向け番組として放送するにあたり、舞台を米国から日本にするなど大幅に設定をアレンジして、正義のヒーローが悪の組織と戦う勧善懲悪ものに仕上げた。例えば東映のヒーロー作品らしく、主人公が戦う前に名乗り口上を披露する。また、クライマックスで巨大人型ロボット「レオパルドン」が登場する展開などは、その後の「スーパー戦隊シリーズ」に引き継がれている。

 権利関係が複雑に絡む事情もあり、長い間「なかったこと」にされていた東映版はなぜかネットユーザーの心をつかんで、ユーチューブやニコニコ動画に動画が投稿されると劇中のセリフに由来するワード「スパイダーマッ」が書き込まれるのが“お約束”になっている。それだけに“ハリウッド進出”を示唆する吉報でツイッターはお祭り騒ぎになり、「ついに!スパイダーマッ登場」「絶対に名乗り口上だけはやらせてあげて下さい」「まさか出るのかレオパルドン」などの投稿で盛り上がった。

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