「朝ドラ向きじゃない?」 NHK大河「いだてん」視聴率が最低更新…ネットは早くも次作を期待?

 現在放送中の大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」(NHK総合)の視聴率低下がネットで話題となっている。11日に放送された第30話の平均視聴率が関東地区で5・9%(ビデオリサーチ調べ、関西地区は5・2%)となり、大河ドラマで過去最低を更新した。2月10日第6話の放送回以降、視聴率1桁台が続く本作。これまでの関東地区での最低は、6月9日に放送された第22話の6・7%だった。

 86年放送の「いのち」以来の“近代大河”となった「いだてん」。脚本は売れっ子の宮藤官九郎(49)が担当し、歌舞伎俳優の中村勘九郎(37)と俳優の阿部サダヲ(49)がダブル主演を務める。2020年の東京五輪を前に日本が初めて五輪に参加した1912年のストックホルム大会から64年の東京五輪開催までの52年間を中心に描き、中村は「日本のマラソンの父」と呼ばれた金栗四三を演じ、東京五輪招致に尽力した新聞記者、田畑政治を阿部が熱演している。

 視聴率低迷が話題の本作だが、その内容についてはネットで賛否が割れている。SNSには「結局テコ入れしても視聴率が順調に落ちてるんだから単純に面白くないということ」「うーん、面白くない クドカンドラマとは思えない、一般にもマニアにも見どころがない」という厳しい声。一方、数字とは裏腹に「近代史をここまで丁寧に俳優の迫力ある演技と疾走感溢れる脚本と心震える音楽でめちゃくちゃ盛り上げてる大河、ぼかぁ初めて見たぜ」「めちゃくちゃ面白いですよ。本放送も再放送もリアルタイムで見ています。大好きです」「オリンピック全く興味ない私がこれだけ楽しめているのに…」「間違いなく名作だと思う。あとになって評価されるドラマ」など、その内容を絶賛する声もあふれている。

 またテーマと時代背景から「連続テレビ小説向き」という意見も目立つ。SNSには「いだてんはむしろ朝ドラ向きじゃない?」「枠を間違えてるだろ。朝やれ」「朝の連ドラだったら良かったろうに」などのコメントも並ぶ。さらに視聴率という測定方法が現代のライフスタイルに合っていないという指摘も。ツイッターには「大河史上最低視聴率だったらしいけど、みんな録画やオンデマンドで見てるんじゃないかな」という書き込みに加え、「面白さと視聴率は比例しないと思うんだけどな」という投稿もあった。

 来年の大河ドラマは俳優・長谷川博己(42)主演で戦国武将、明智光秀の生涯を描く「麒麟がくる」の放送が決まっている。大河と戦国時代は以前から相性がよく、その歴史を振り返ると、「独眼竜政宗」(87年)、「武田信玄」(88年)、「秀吉」(96年)などの名作がズラリと並ぶ。ここ数年に限っても、「軍師官兵衛」(14年)と「真田丸」(16年)などがあり、両作は立派な数字を残し、内容的にも評判がよかった。

SNSに「大河ドラマ=侍いっぱい出てくる戦国時代劇って思ってる人が大半だろう」「お侍さんが出てくる方が大河はテンションが上がる」といった書き込みが散見されるように、大河ドラマに戦国時代を求める視聴者は昔も今も多いようだ。ネットでは早くも次作に期待する声もちらほら。「早く来年にならないかな。『麒麟がくる』は楽しみ」「来年の麒麟がくるに期待しています」「あと5カ月……期待が高まっていくぅ」というツイートも目立ち始めている。

アクセスランキング

もっと見る

ピックアップ