宮迫博之、アロハでチラシ配り 涙の会見から15日…初めてのボランティア活動

 再起の一歩はチラシ配り-。特殊詐欺グループから金銭を受け取った闇営業問題で謹慎中のお笑いコンビ、雨上がり決死隊の宮迫博之(49)が4日、神奈川・茅ケ崎市で行われたイベントで、特殊詐欺から身を守るための啓発チラシを来場者約500人に配った。先月20日に涙の謝罪会見をして以来、初のボランティア活動。来場者から口々に励まされ、「また泣いちゃいそう」と感激する場面もあった。

 先月20日に行った涙の会見から15日後。宮迫が真夏の日差しが照りつける海辺の町、茅ケ崎市の市民文化会館に突然、現れた。

 その小ホールで行われたのは「第8回Hawai,i湘南フラフェスティバル2019」。地元のハワイ愛好家らがフラダンスを披露する一方、特殊詐欺防止を訴えるイベントで、宮迫は午前11時ごろ知人の運転する車で会場に到着した。

 謹慎中とはいえ、人気芸人だけに注目を浴びる中、主催者が用意した赤のアロハシャツを着て受付に派手にスタンバイ。午後0時半の開演前から、来場する老若男女に対し、主催者の用意した振り込め詐欺から身を守るための啓発チラシを配り始めた。

 「皆さん、“オレオレ詐欺”には気をつけましょう」と声をかけ、約500人に配布。宮迫と気づいて驚く来場者から「頑張って!」と口々に激励された宮迫は、子供連れの主婦から「一緒に写真を撮ってください」とお願いされ「宮迫です!」の指さしポーズで快く応じる場面も。「頑張ります。また泣いちゃいそう」と目を潤ませた。

 サンケイスポーツの取材に応じたイベントの主催者でミュージシャン、矢口一朗さん(56)によると、共通の友人を通じて宮迫から「自分も社会貢献の活動をしたい」と電話があったのは約10日前。

 人気バンド、TUBEのサポートメンバーでもあった矢口さんは、地元・茅ケ崎市が特殊詐欺被害が多いため、4年前から神奈川県警と協力し、イベントで自身が制作した振り込め詐欺撲滅ソングを披露。啓発チラシも配るなど地域への浸透に奔走してきたという。

 「宮迫さんが参加してくれたのは今回が初めて。4時間ほどいて、チラシ配りだけでなく、机やいすなど会場の片づけも手伝ってくれました。もちろん交通費もないボランティアで、揚げ物などの入った安いスタッフ弁当を昼食に召し上がってもらっただけ」と矢口さん。「宮迫さんは、また詐欺撲滅イベントの手伝いをしたいし、たとえば難病支援とかほかの社会貢献もやっていきたいとも言ってくれました」と明るく語った。

 帰り際、宮迫は「逆に励まされました」と晴れやかな顔でスタッフに感謝。矢口さんも「ぜひまた、来てください」と声をかけた。

 関係者によると、宮迫は今後もボランティア活動を続け、特殊詐欺から身を守ることを訴える集団コントを老人福祉施設などで披露する企画もすでに練っている。コントを謹慎中の仲間と一緒に披露するかは検討中だ。

 一方、吉本興業から契約解消を言い渡された後、同社が処分を撤回し、さらに“ギャラ飲み”疑惑で撤回を取り消すか再検討するなど現在は二転三転の状態。そのため宮迫は先月30日に吉本と会談したものの、結論は出ず、協議は継続中のようだ。また、先輩の明石家さんま(64)は「俺の個人事務所で受け入れる準備はできている」と公言している。

 今後の身の振り方に注目が集まる中、この日のボランティアは芸人活動再開へ大きな一歩となったことは間違いない。

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