「死亡しても責任は負わない」吉本が“笑えない”誓約書に署名要求

 闇営業問題に端を発した一連の騒動の渦中にある芸能事務所、吉本興業が、同社のタレント養成所「NSC」の合宿参加希望者に対し、「合宿中に死亡しても責任は負わない」などと同社への免責事項を盛り込んだ誓約書への署名を求めていたことが31日、分かった。

 毎年、静岡・掛川市で開かれる「NSCお笑い夏合宿」の2017~19年の参加者の誓約書に、時間厳守や飲酒・喫煙の禁止に加え、合宿中の負傷や後遺症、死亡した場合にも吉本に対し責任を問えないなどの免責事項が記載され、トラブルへの賠償請求などもできないと書かれていた。

 同社によると、13年に専門家から免責事項などが不適切との指摘を受け、翌14年から文言を削除していたが、「手違いで、17年から文言が戻っていた」としている。すでに修正し、「今年の参加希望者には説明している」という。

 また、闇営業で反社会勢力から金銭を受け取り、謹慎処分中の吉本芸人たちが社会奉仕の一環として東京都内の繁華街で空き缶拾いなどの清掃活動を行っている。雨上がり決死隊・宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号・田村亮(47)をのぞく芸人11人で、26日に集まって話し合い、行動に移したという。

 彼らの謹慎が8月いっぱいで解け、9月に復帰すると一部で報じられた件について吉本は「まだ具体的な時期は決まっていない」と否定。設置が決まった経営アドバイザリー委員会は現在人選中のため、稼働は早くて来週になる予定。

 吉本によると、宮迫との話し合いはマネジャーが電話で一度連絡を取っており、具体的な進展はこれから。亮とは全く連絡が取れていない状況という。

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