吉本会見詳報(10)芸人の信頼がないのは「不徳の致すところ」

 --宮迫博之さん、田村亮さんへの処分を撤回するということでしたが、具体的にどの処分を撤回するのか

 岡本昭彦社長「会社としては、宮迫さんは契約解除、亮さんは謹慎の撤回。でも彼の方は契約解消と思っていると聞いているらしいのですが…会社の方は当面謹慎なので、その撤回ということです」

 --宮迫さんは再契約なんですか

 「あくまでこちら側が考え直すということなので、彼らがテーブルについてくれるなら、そこからの話です」

 --亮さんは謹慎処分を解くということですか

 「会社としてはそういうこと。でも彼は契約解除と思っているみたいだから、そこは話せたら」

 --具体的には決まっていないということなのか

 「こちらの希望は撤回。でも彼らの希望を聞かなくてはならないと思っている」

 《法務担当者から説明が入った》

 法務担当者「亮さんは現在、謹慎処分という状態。それは、この間の会見を受けてもとくに変化していない。先ほどの謹慎処分を撤回するということは撤回する」

 --亮さんの謹慎処分は続くということですか

 岡本社長「はい」

 --2人とはコミュニケーションが不足していたという理解ですか

 「はい。弁護士同士の話となってしまったので、僕らとしては直接の会話が止められていたという理解です」

 法務担当者「代理人同士のやりとりは、(宮迫さんらの)代理人弁護士の希望であったとお伝えします」

 --現状として、芸人たちの信頼がなく、内部統制もとれていないようですが

 岡本社長「僕の不徳の致すところです。申し訳ない」

 --自分は吉本興業の社長にふさわしいと思いますか

 「いろいろ言われながら、笑いを愛して、笑いを表現される方を愛しているという気持ちは人一倍ある。でも、それをどう伝えていくかということにおいては、未熟であり、駄目で、情けないといいますか、そういうところが信頼を得ていないなら、その思いを伝えていければと思う」

 --今回の問題は吉本興業の経営システムにも問題あるのではないかという指摘について

 「今回の件と、ギャラの高いか低いかは別だと思っている。例えば今回、11人の子たちというのは、じゃあギャラが250円とかの子がいるかというと、そうではない。なかにはサラリーマンの年収よりももらっている子もいる。ギャラが低いから直接営業をやったわけではない。実際に直接の営業に呼ばれるのは名前の知れている子でもある」

 「僕らとしては、夢の実現に対して、いろんなタレントさんに即した環境をつくっていけるのかというのが重要。今回のように、タレントに寄り添えていないというのは、根幹で今一度体制を作ることが必要なのではないかと思う。その先に夢を実現したい子が吉本に希望をもってきてもらえるような会社にしたい」=(11)に続く

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