吉本会見詳報(8)「契約はタレントさんの望む形で」

 《今回の一連の騒動で、2カ月近くがかかっている現状に対する質問も出た》

 --金銭をもらっていないということから、もらったと変わった6月8日から、24日にもめるまでものすごく時間がかかっているが

 岡本昭彦社長「すごい衝撃だった。改めて何度も聞き直さなければいけないという状況であったことに加え、新たに7人の人間が増えたこともあり、本当に時間がかかってしまったということ。僕らとしては、もらっていないのにもらったということがあったので、もらったかもらっていないかというのを何度も聞き直し、金額の整合性もなかなか取れなかった」

 --分かったことから発表する意思はなかったか

 「(ギャラを)もらったことが分かった時点で発表している。その金額については時間がかかっていた。(同様のことが)他にあるかもしれないことも含めて精いっぱい調査を続けてきた。現場総出で全力でヒアリングしたので」

 《宮迫博之さんや田村亮さんの処分を撤回することの根本となる理由についても、改めて問われた》

 --宮迫さんの処分を撤回するということだが、感情の行き違いなのか。それで契約解除などになるということは、あまりにも不安定な契約ではないか

 「最終的に7月18日に契約解消で、という彼の申し入れによって、会見の準備をしていたので、戻ってきてもらえるように連絡をしていた。契約解消は宮迫君からのお話で選んだ話なので」

 --それでも引退か契約解消を選ぶように最終的に迫ったのは吉本ではないか

 法務担当者「謝罪会見をしたいのであれば、引退か契約解消を選ぶよう求める書面を最終的に送った」

 《そもそも契約書などのない吉本興業の契約体系については、不可思議に思う向きも多いようだ》

 --今後、契約の仕方などを見直す考えはあるか

 「契約に関しては、タレントそれぞれの話の中で、どういう形を彼らが望むかということは、新たに取り組んでいこうと思っている。ギャラに関しては安いといわれるが、人によるし、個別のものだが、単価が低いケースもあり、自社の劇場では、NSCを出たての子らが、料金500円のイベントなどに出て、300円などということもあると思う。それは、われわれも含めて頑張って、いろんな仕事の機会や(仕事のある)環境を目指していくことで、収入を上げたり、夢の実現などにつながれば。(契約の具体策は)それぞれのタレントさんの希望もあるので(特に現時点での具体案は考えていない)」=(9)に続く

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