吉本会見詳報(6)岡本社長「クビやと言ったことはある」

 --「芸人ファースト」とのことだが、芸人が何も言えない恫喝(どうかつ)の社風と言われているのは認識があるか

 岡本昭彦社長「ないとはいえないと思います。全員がしゃべりやすいとか、そういうところまではいたっていない。それは僕の力不足、反省するところだと思っています」

 --「俺にはクビにする力があるぞ」との発言が脅迫にあたるという認識は

 「『クビにする力があるぞ』というのは、たぶん僕が全くもって駄目なところなんですが、怒ってしまうときに標準語で怒るというのがないので、クビにする力がある、とは言わないと思います。『クビや!』というのはそういった表現を言ったことはあるが、非常につらい思いをさせたということで申し訳ないと思っている」

 --社長は今回の件について、減俸50%で済ますおつもりですか

 「そうですね。まあ、取締役の方々とも減俸の率や期間を相談して。進退に関しては、この状況、まだまだいろんな調査やヒアリングがあるので、これをしっかりやりきる。しゃべりづらい環境についても真摯(しんし)に受け止めて、そこを全力で変えていくのを今やらなければならないかなと思っている」

 --社長が変わらなければ刷新はないとの声もある

 「僕自身がどこまで変われるかが大きな問題でありますから、自分自身を変えていきたいと思っております」

 --「会見したら全員クビ」という文脈で話をしたのか

 「まあ…(タレントが)僕こうしたい、僕こうしたいというのがあったので、会見したいというところに対して言ったのじゃないかなと思う」

 --会見をさせないための恫喝に見えるが

 「会見を止めるとか止めないということじゃない。(タレントたちが)言っていること自体、僕はもうそういうふうに言ってしまったということでしかないので、本当に情けない話ですけど、そういうことを分かってないのかなあと思って言ってしまった」

 --会見をやるなら連帯責任でクビに、とおっしゃったんですよね

 「とにかくそのとき、自分たちのことをずっと言ってると感じてしまったので。会見のところをフォーカスしてというのではなく、やりとりの中で言ってしまった。本当に反省しております」

 --日常的に恫喝を社員やタレントにやっていたとのことだが

 「若い頃、怒ったりというのはありました。ただ、今回もありましたから、もう僕は反省するところだと思います」

 --反省するということは、そういうことをしていたのか

 「若い頃は、恫喝とは思っていないけど、強い口調で怒ったりというのはあったと思う。今は部屋で一人でいるので、ないかと思っています」

 --入江さんの処分については

 「そういうお金をもらって、しかも直接仲介をしている。そのことに対して処分を変えるつもりはないです」

 --亮さんや宮迫さんに言った「クビ」「連帯責任」というのはパワハラだと思うか

 「うーん、僕は身内の意識であったので、家の中で怒っている感覚だった。結果的に相手にそう感じさせたのは申し訳ない」

 --つまりパワハラだと?

 「相手がそんなふうに感じているのであればそうですね」

 --2人の会見で、社長が言ったとされる言葉について、何か事実と違うなどの反論はあるか

 「経緯の中でいろいろありますけれども、反論というか意思疎通ができていなかったので、僕が悪いと思います」

 --では2人の言葉は全て本当か

 「力があるぞ、とかそういう標準語は僕は使わないと思います。あとは…ちょっと考えます」=(7)に続く

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