宮迫さん・田村さん会見詳報(2)「会見やったら、連帯責任で全員クビと言われた」

 振り込め詐欺グループのパーティーで会社を通さない「闇営業」をしたなどとして吉本興業から契約解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん(49)と、会合に参加したとして謹慎中の「ロンドンブーツ1号2号」の田村亮さん(47)は20日午後3時から、東京都内のイベント会場で会見を開いた。会見での主なやりとりは以下の通り。

   ◇

 宮迫「謹慎は当然だと思いました。でも僕と後輩たちの罪は全然違います。その時に亮君が『記者会見をやらせてください。自分の口で説明させてください』と声を上げました。でも会社から『記者会見はさせるつもりはない』と断言されました。亮君は『辞めてでも、僕1人でも会見させてくれ』と言いました。その時に社長が『全員外に出ろ』と言って、僕たちと社長の5人だけになりました」

 宮迫「まず最初に社長が言ったのは『お前らテープ回していないやろな』と。『回してません』と言うと、『亮、お前ええよ、辞めてお前1人で会見したらええわ。やってもええけど、ほんだら、全員連帯責任でクビにするからな。それでもええなら記者会見やったらええわ。オレには全員をクビにする力があるんだ』といわれて、全員何も言えなくなりました。それが24日で、それから謹慎期間に入りました」

 宮迫「それからテレビ番組で後輩や先輩や仲間がつらい思いをしながら、僕たちに対するコメントを…。本当に言いにくかったと思います。それを見ていて、やはりダメだと。もう一度会社に、引退してでも記者会見をやらせてくれと連絡しました。何度も連絡しました」

 《宮迫さんは涙をこぼし、ときおり息を詰まらせながら言葉を続ける》

 宮迫「それが7月7日、僕のマンションまで吉本興業の1人が来ました。『引退するなんて言わないでください。話をしましょう』と。そこで7月8日、僕と亮君が吉本興業に行き、『僕が全責任を負うので、引退でもいいから会見させてほしい』と社長に言いました。社長は『引退はさせない。わかった、謝罪会見はさせてやる。その代わり期限はこちらで決定する、今は明言できない』といわれた。僕は『会社のためにもすぐにやるべき』と言いましたが、社長は『期限はこちらで決める』の一点張りでした」

 宮迫「後輩の謹慎期間を短くしてくれ、とお願いしたところ、それは『分かった』と言われました。その後、亮君と話して、『恐らく会見延期され、うやむやにされるのではないか』と不信感が拭い切れなかったので、僕たちは弁護士をつけることにしました」

 宮迫「そこからは話が進展し、期間も近日中に、という方向性に向かっていました。遅いですが、会見にたどり着けるということで安堵(あんど)はしていました。そして2日前、僕たちの弁護士のところに書面で『僕と亮君2人の引退会見もしくは、契約解除を選べ』と送られてきた。意味が分かりませんでした。引退ということもなく、謝罪会見をさせてもらえると思っていた僕たちはどうしてよいのか分からなくなりました」

 宮迫「でも僕たちが弁護士をつけたことで、吉本興業サイドも構えたのかもしれません。でも僕たちの思いと違いすぎたので、社長と話したいと思いました。でも弁護士をつけた時点でかないませんとのことでした。だから弁護士をいったん解除し、本社に行って社長と話したいと言いました。来たのは会社の弁護士2人だけでした」

 宮迫「そこで契約解除か引退会見かと迫られました。『話が違う。社長と話したい』と言いましたが、できないと言われました。だから『当初の通り、僕1人の引退会見で全責任を負う』と言いました。記者会見をやるなら明日の12時引退会見と、急に明日の12時引退会見…もうどうしていいかわからず」

 宮迫「『2時間後からこちらで考えているQ&A練習してもらいます。引退会見するなら、また2時間後、戻ってきてください』といわれ、亮君と外に出ました」 

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