「終着駅」「ひと夏の経験」 作詞家の千家和也さん死去

 多くのヒット曲の歌詞を手がけ、昭和後期の歌謡界を牽引した作詞家の千家和也(せんけ・かずや=本名・村越英文=むらこし・ひでふみ)さんが13日、食道がんのため東京都内の病院で死去した。73歳。葬儀・告別式は近親者で行った。

 なかにし礼さんに師事し作詞家デビュー。昭和47年、奥村チヨさんの「終着駅」で日本レコード大賞作詩賞を受賞。「ひと夏の経験」をはじめ山口百恵さんの曲を多く手がけたほか、麻丘めぐみさんに「わたしの彼は左きき」などを提供し、アイドル歌謡の時代を支えた。

 殿さまキングスの「なみだの操」も大ヒット。キャンディーズの「年下の男の子」や、内山田洋とクール・ファイブの「そして、神戸」なども手がけた。ほかに、アニメ主題歌「花の子ルンルン」「魔女っ子メグちゃん」や「ルパン三世・愛のテーマ」など。

 本名で小説も執筆し、57年に「だから言わないコッチャナイ」でオール読物新人賞を受けた。

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