百田尚樹氏が小説家引退の意向 15冊目で「有終の美を飾った」

 作家、百田尚樹氏(63)が12日、ツイッターを更新。最新作「夏の騎士」を最後に引退する意向を示した。

 百田氏は同作について「あらためて読み直して、しみじみと感じるところあり。この作品を、私の最後の小説にしてもいいと思った」とツイート。「50歳でデビューした時、10年やれればいいと思ったが、13年もやった。書きたいものはあらかた書いた。悔いはない」と小説家人生を振り返り、「デビュー以来13年間で14冊の小説を書いてきた。『夏の騎士』は15冊目で約3年ぶりの小説。私の最後の作品として満足いくものになった」「有終の美を飾ったと思っています」と同作への思いを記した。

 今後については「たまに新書やコラムは書くつもりだが、それもせいぜい2年くらいかな」「音楽と映画についてのエッセイなら書いてもいいかな。執筆依頼と需要があれば、だけど」とした上で、「小説家を引退したら、盆栽いじりと読書と音楽鑑賞の日々。そして、たまにへんずり、と。まさに夢のような毎日!」と思いをめぐらせた。

 また、「出版界、とくに文芸の業界はうんざりするような連中が多すぎる。『夏の騎士』を最後に引退する」「小説家引退の理由の何パーセントかは、今回の増税もある。活字文化をバカにしやがって!」と引退を決めた理由の一端も明かした。

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