ピエール瀧被告保釈…衝撃逮捕から23日、25秒頭下げ謝罪

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の罪で起訴されたテクノバンド、電気グルーヴのメンバーで俳優、ピエール瀧(本名・瀧正則)被告(51)が4日、保釈保証金400万円を納付し、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。報道陣ら約200人の前に姿を現し、神妙な表情で「まことに申し訳ございませんでした」と深々と頭を下げて謝罪した。

 報道陣やファンら約200人が警視庁東京湾岸署前に集まり、上空にはヘリコプターが飛び交う。騒然とした雰囲気の中、午後7時2分、頬は若干こけ、見慣れない七三分けという髪形の瀧被告が同署員らに付き添われて姿をみせた。

 先月12日の衝撃逮捕から23日。黒のスーツとネクタイ姿で一礼すると「このたびは、私、ピエール瀧の反社会的行為により、大変多くの皆さま方にご迷惑とご心配をお掛けしてしまいました。まことに申し訳ございませんでした」と謝罪。その後、25秒間、深々と頭を下げ、関係者が用意した黒のワンボックスカーに乗り込んだ。

 同署前では瀧被告のファン約20人も保釈を見届け、「逃げるなよ!」、「めげるなよ!」などと激励。1990年代、瀧被告がドイツのライブで披露したケンタウロスの着ぐるみをまねた衣装姿のファンは「一からガンバレ!!」と書かれたボードを掲げていた。

 起訴状によると、瀧被告は3月12日頃、東京都内でコカイン若干量を吸引したとしている。関東信越厚生局麻薬取締部の取り調べにはコカインの使用を認め、「20代の頃からコカインや大麻を使用していた」「ストレス解消のために使った」などと供述。2日に起訴され、弁護人は翌3日、地裁に保釈を請求した。

 この日、東京地裁は保釈を決定し、瀧被告側は保釈保証金400万円を即日納付。瀧被告は2日付で所属事務所からマネジメント契約を解除されている。今回の保釈保証金の工面や保釈後の身元引受人などについて、関係者は「家族が担当弁護士を選んだと聞いている。保釈保証金は奥さんが工面したのではないか」と明かした。

 捜査関係者によると、勾留中には親族らが接見。身元引受人や薬物治療などについて話し合ったという。注目の初公判は5月下旬から6月上旬とみられ、真実が明らかになる法廷の場で裁きを受ける。

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