ピエール瀧被告が保釈 逮捕された著名人の保釈時は…

 コカインを摂取したとして麻薬取締法違反の罪で起訴されたテクノバンド、電気グルーヴのメンバーで俳優、ピエール瀧(本名・瀧正則)被告が4日、勾留先の警視庁東京湾岸署から保釈された。3月12日の逮捕以来、23日ぶり。東京地裁が同日、保釈を認める決定を出し、瀧被告は保釈保証金400万円を即日納付した。東京地検が2日に起訴し、瀧被告の弁護人は3日に保釈を請求していた。

 午後7時過ぎ、白のワイシャツ黒いネクタイ、黒のスーツ姿で現れた瀧被告は、集まった報道陣の前まで歩み寄り「この度は私の反社会的な行為により大変多くの皆さまにご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪。三十秒近く頭を下げ続けた。

 過去に逮捕された著名人たちの保釈時の様子をまとめた。

 ◆清原和博氏

 2016年2月2日、覚せい剤取締法違反で現行犯逮捕され起訴。44日ぶりとなる3月17日に保釈。車の後部に乗って現れた。報道陣100人以上が集まっていたが、そのまま走り去った。後に文書でコメントを発表。保釈保証金は500万円。懲役2年6カ月、執行猶予4年の有罪判決。

 ◆ASKA

 2014年5月17日、覚せい剤取締法違反などの罪で逮捕され起訴。48日ぶりとなる7月3日に保釈。報道陣の前に現れ深々と一礼したが無言。その後、書面で謝罪。報道車両、ヘリコプターとのカーチェイスの末、車は地下駐車場へ入り報道陣を巻いた。保釈保証金700万円。懲役3年、執行猶予4年の有罪判決。

 ◆高知東生氏

 2016年6月24日、覚せい剤取締法違反で逮捕され起訴。35日ぶりとなる7月29日に保釈。ゆっくりとした足取りで約100人の報道陣の前に。「この度はたくさんの方々にご迷惑をおかけして、申し訳ございませんでした」と約7秒間深々と頭を下げた。保釈保証金500万円。懲役2年、執行猶予4年の有罪判決。

 ◆新井浩文被告

 派遣型マッサージ店の30代女性従業員に乱暴したとして、2月1日に逮捕され、強制性交罪で起訴。27日に保釈。報道陣約150人が集まる中、車で走り去った。後部座席でうなだれる様子が確認された。保釈保証金は500万円。

 ◆吉澤ひとみ

 2018年9月6日午前7時頃、酒気帯びの状態で車を運転し、赤信号を無視し交差点に進入。男女2人にけがを負わせ、逃走したとして逮捕された。自動車運転処罰法違反(過失傷害)と道交法違反の罪で起訴。21日ぶりとなる27日に保釈。報道陣の前に姿を現し「この度は誠に申し訳ありません」と深々と頭を下げて謝罪。保釈保証金300万円。懲役2年、執行猶予5年の有罪判決。

 ◆カルロス・ゴーン被告

 2018年11月19日、役員報酬を計約50億円過少に記載した疑いがあるとして、金融商品取引法違反の疑いで逮捕。会社法違反(特別背任)などの罪で起訴された。3月6日に108日ぶりに保釈。保釈保証金10億円。作業服姿で東京拘置所から出てきたゴーン被告は、軽ワゴン車に乗り込んだ。前代未聞の変装が際立った保釈となった。

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