一言も話さず「信頼」を得る方法って!? フリーアナウンサー近藤淳子のまもなく本番です

 クロストークなしの講演中は、司会台から離れた舞台袖の椅子に座ったり、観客にも見えるステージの端や観客席に座ったりしています。主宰者の意図により、どこで待機するかはケースバイケースです。その際、必ず講演者の話を本気で聴くようにしています。英語のスピーカーの場合は、通訳機をかりて専門用語などもチェックできるように。講演中、クロストークがないからと言って、司会者は「休憩」ではないのです。本気で聴いている姿勢として、講演者の目をみて、しっかりうなずいて、内容によっては笑ったり、驚いたりのジェスチャーを大げさでないように適度にしていきます。講演者も司会者の反応はしっかり視界に入っていますので、観客に向かって話されているのに、私のうなずきを確認して、話題を転換される方もいらっしゃいました。

 とあるビジネスセミナーで、時代の寵児と言われていた著名人がクロストークなしで講演されている際、いつものように本気で聴いていましたら「近藤さんの良いところは、僕の話をちゃんとずっと聞いてくれているね。ここが、まず違うんだよ」と突然、アドリブを組み込んで、自らの起業の話へと繋げていらっしゃいました。この講演後も、この方と様々な本番でお仕事をご一緒させていただけたのは、もしかしたら、本気で聴くという姿勢が「信頼」につながったからかもしれません。

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