脳梗塞から10カ月、桂ざこば「舞台怖い、頭の中しんどい。落語しかない」

 「きょうも舞台怖い。落語をしゃべりながら、次のせりふを『しゃべりにくいんちゃうかなー』と思ったり、噛んだというのも頭に残っていて。落語やっていて頭の中しんどい」

 率直に悩みも明かした。昼席では「笠碁」を披露。現在行える演目は「上燗屋」との2本のみだが、「肝つぶし」も現在稽古中と前向きだ。脳梗塞前の自分の音源や師匠である故桂米朝さんの著書を使用しているという。この日は偶然にも師匠の3度目の命日だった。

 「元気になりますよ、まかしといて! 落語もボンボンとネタ増やしますよ。そんなこと心配せんでも、ほっといて! 私のことやから!!」

 最後は豪快な“ざこば節”で締めた。生涯現役で落語を愛し続ける。

■桂ざこば(かつら・ざこば)

 本名・関口弘(ひろむ)。1947(昭和22)年9月21日生まれ、70歳。大阪市出身。63年、故桂米朝さんに入門。最初の芸名、桂朝丸(ちょうまる)時代の70年代後半、日本テレビ系「テレビ三面記事 ウィークエンダー」で全国区の人気に。88年に二代目桂ざこばを襲名。2016年度芸術選奨の文部科学大臣賞を受賞。次女はタレント、関口まい(35)。

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