「アイドル」と「地下アイドル」って何がどう違う? 芸能ショナイ業務話

 「アイドル」と「地下アイドル」って何がどう違うの? あの私大生刺傷事件以降、知人からこう聞かれることがある。「テレビに出たりCD販売をしたりするのが『アイドル』。ライブ活動だけでCDも売らずメディアに登場しないのが『地下アイドル』」と実におおざっぱな説明をしたものの、記者にも実のところよく分かっていない。

 東京・秋葉原などでライブのお知らせチラシが貼られているのを見かけるが、どんなファンが来ているのだろう? と思うことがある。実際に「地下アイドル」好きに聞いてみたが、メジャーではない分、アイドルが身近に感じられるという。「自分が応援してメジャーになっていけばうれしい」というが、メジャーになったらその時点で関心が薄くなる、とも言われた。

 芸能界で「アイドル」として生き残るには、単に「かわいい」「歌がうまい」「スタイルがいい」ではダメなよう。売り出し方を総合的に考えて、ある程度のPR費をかけて売り出す。それでも“事務所的に利益を生む”存在になるには、時間も運も必要になる。今の時代、ファンのニーズも読みにくいからだ。

 今回の事件は痛ましい限りだが、ファン心理としては「相手に自分の存在を認識してもらいたい」という思いから「他のヤツとおれは違う存在なんだ!」と自己陶酔に走ったクチではないか。それが贈り物を返されて怒りに変わる…犯行に及んだのだろう。

 「地下アイドル」のイベントはほとんどが手弁当で、警備(場内整理)も会場側にお願いするしかなく、自前で警備員を増員するのは不可能。こういう事件が今後、増えないことを祈るしかない。(アニメ小僧)

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