「バレエ男子」増殖中…肉体美に憧れ 男子向けバレエ雑誌も:イザ!

2014.5.31 08:00

「バレエ男子」増殖中…肉体美に憧れ 男子向けバレエ雑誌も

 バレエが、今、男の子の間で人気急上昇中。ローザンヌ国際コンクールでも日本人高校生が優勝、取り巻く環境が変わりつつある。

 「バレエ」が、今、男の子の間で人気急上昇中だ。かつては「女の子の習い事」「タイツ姿が気恥ずかしい」と敬遠されていたが、ダイナミックなジャンプや多回転、そして技術を支える鍛え抜かれた肉体美に「かっこいい」と憧れる男の子が次々と教室を訪れている。今年2月にはローザンヌ国際バレエコンクールで長野県松本市の高校生、二山治雄さん(17)が優勝するなど、世界で活躍する「男性バレエダンサー」の存在も後押し。男の子向けの専門雑誌も創刊されるなど、“バレエ男子”を取り巻く環境が変わりつつある。(安田奈緒美)

男らしくジャンプ

 「アン、ドゥー、トロワ」「お腹出てるよ」「バランス悪い」「力を抜いて」

 大阪市西区の「ソウダバレエスクール」。週に3回、男子限定のボーイズクラスを設けている。10歳から19歳までの6人が通っており、約1時間半、男性ダンサーの指導の下、稽古する。ストレッチ、バー・レッスン、音楽に合わせてジャンプや回転にも次々と挑戦。ロングタイツ姿でダイナミックに体を動かす。

 バレエファンの母親に連れられて3歳から通っている小学4年生の冨永太貴くん(10)は、つま先まですっと脚を伸ばしてジャンプ。「男らしく格好良く踊れたらうれしい。回転したりするのが楽しい」。高見ニキータくん(10)も「膝を伸ばしてジャンプするのが難しい。けどバレエは楽しい」と話す。

 教室を主宰する宗田静子さんによると、数年前から男子の生徒が増えているという。ただ、大きくなると女の子と一緒に練習するのがいやで、やめてしまう子も。「ダイナミックな演技が魅力の男性のバレエは、バレエ界を活気づかせるために必要不可欠。25年前からボーイズクラスを開いていますが最近、1クラス増やしました」と話す。

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