【話の肖像画】「さかなクン」になったきっかけは、すし店のアルバイト:イザ!

2014.3.19 17:00

【話の肖像画】「さかなクン」になったきっかけは、すし店のアルバイト

 ■東京海洋大客員准教授・さかなクン(3)

 〈魚と絵をこよなく愛する青年が「さかなクン」として活動するようになったきっかけは、すし店のバイトだった〉

 専門学校を卒業した後、おすし屋さんでバイトを始めましたが、おすしを握るのが苦手だったんです。シャリがぼろぼろになったり、おにぎりのように大きくなりすぎてしまったり。皿洗いや甘エビの殻剥(む)きばかりで「自分はすし職人に向いてないな」と思いました。

 けれども大将が「これだけ面白い魚の絵を描くんだから、うちの店の壁いっぱいに絵を描いてくれよ」と言い、画材をそろえてくれました。とてもうれしくて外壁にクロマグロやマンボウ、バショウカジキなどをどんどん描いていくと、車通りの多いところだったのでバスに乗っている人や通りがかりの人からたくさん声をかけてもらいました。それに興味を持ったテレビ番組のディレクターさんがドキュメンタリーにしてくれたところ、今の事務所の方に声をかけてもらったんです。そこから絵を描かせてもらう仕事や、テレビ番組の中でお魚についてリポートする役をさせてもらうようになりました。

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