中国、4月の工業生産は9・8%増 輸出や投資が牽引

 【深●(=土へんに川)=三塚聖平】中国国家統計局が17日発表した4月の主要経済指標によると、工業生産は前年同期比9・8%増だった。堅調な輸出や投資が牽引(けんいん)し、新型コロナウイルス流行前の19年4月と比べると14・1%増と伸びている。

 品目別の生産量でみると、産業用ロボットやコンピューター、集積回路(IC)などが好調だった。中国税関総署によると4月の輸出額(ドル建て)は32・3%増と大きく伸びており、海外向けの好調が工業生産を下支えしたとみられる。ただ、自動車は世界的な半導体不足による影響もあってか、6・8%増と伸び率が一桁台に落ち着いている。

 一方、企業の設備投資を含む固定資産投資は、1~4月の累計で前年同期比19・9%増だった。民間投資が21・0%増で、国有企業を中心とする道路や鉄道などのインフラ投資は18・4%増とそれぞれ拡大。不動産開発投資も21・6%増と高い伸び率が続く。

 消費動向を示す小売売上高は4月単月で17・7%増だった。前年同月はコロナ禍の影響が強く残っていたため、その反動もあって飲食店収入は46・4%増と大幅な伸びとなった。

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