東北新幹線が通常ダイヤに 所要時間、本数が元通り

 福島、宮城両県で2月に震度6強を観測した地震で被災した東北新幹線が、26日始発から通常ダイヤに復帰した。JR東日本によると、一部区間の徐行運転が不要になり、通常より30分ほど長かった東京-仙台、盛岡間の所要時間や、8割程度だった運行本数が元通りになった。北海道新幹線も同日から通常ダイヤで運行している。

 東京駅では、駅員らが「ご乗車ありがとうございます」と書かれた横断幕を掲げ、乗客を見送った。仙台市の実家に向かう子供2人を送りに来た川崎市の会社員、中山大輔さん(37)は「子供だけで長時間の乗車は不安だったが、通常ダイヤになって安心した。仙台駅で待つ母も孫に早く会えてうれしいと思う」と笑顔だった。

 東北新幹線は2月13日の地震で電柱や高架橋の柱、架線の金具など計約940カ所が損傷。一部区間で運転見合わせが続いた。応急処置で設備を直し、同24日から臨時ダイヤで全線再開した。復旧費用は約70億円に上った。

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