なぜフェイスブックが「いじめっこだ」と世界から叩かれているのか

“強欲”とみられているフェイスブック

 もともと以前から、フェイスブックはその影響力の大きさによって、世界各地の政府から好意的には見られていない実態がある。その背景には、課税を逃れながら、世界中のユーザーの個人情報を使った広告費が売り上げの9割を超え、独占企業のように振る舞っていると見る向きもあるからだ。

 それだけではない。米国の黒人差別に絡んだ抗議デモなどが起きてもヘイトスピーチを放置していると批判が起きたり、陰謀論をばらまいていたドナルド・トランプ前大統領や右派に寛容だと批判されたりしてきた。また人権団体などが、非人道的な行為や暴力行為を煽るような投稿を放置している(Twitterなどは削除した)として、米大手企業に対してフェイスブックに広告を出さないように訴える運動を行った。そんなことで、実際にノースフェースに始まり、コカコーラ、スターバックス、ホンダ、リーバイス、ファイザー、マイクロソフトといった大量の企業が広告ボイコットを行った。

 そんな批判は社内にも広がり、ストライキが起きてザッカーバーグがやり玉に挙げられたこともある。ザッカーバーグは独裁傾向が強い、とメディアで批判されたことも一度や二度ではない。米議会からも何度も呼び出しを食らって、証言に立っている。

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