なぜフェイスブックが「いじめっこだ」と世界から叩かれているのか

 このサービスの特徴は、会員でなければ読めない一部ニュースサイトの課金記事も読めるようになること。そしてグーグルはこのサービスによって、メディア側も課金会員が増える効果が見込めると見ており、ウィンウィンであると主張している。とはいえ課金記事も読めるというこのサービスなら、支払いが発生するのは当然かもしれない。

 ただ、同社の検索エンジンで表示されるニュースはまた別である。これについては引き続き、交渉が続けられることになる。

グーグルは新サービスによって、各国のニュース記事に対価を支払う契約を進めている(写真提供:ゲッティイメージズ)

グーグルは新サービスによって、各国のニュース記事に対価を支払う契約を進めている(写真提供:ゲッティイメージズ)

 世界的には、フェイスブックへの風当たりは強い。オーストラリアのように支払い交渉を法律で義務化すべきとの議論も出ているカナダの専門家は、フェイスブックのような独占企業には多くの国が多勢で対応すべきだとメディアに語っている。

 注目すべきは、フランスだ。フランスでは20年、裁判所がグーグルに対して、メディア企業との支払い交渉をするよう判決を下した。19年に採択された欧州連合(EU)の著作権指令が存在するからだ。今後、フェイスブックにもこれが当てはまる可能性が指摘されており、そうなれば、欧州27カ国全てでニュースをリンクするのに料金を払わなければいけなくなる。

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