東北新社、許認可の前後に総務省幹部接待

 特に、小林史明衆院議員が総務政務官となった平成29年8月以降は接待の頻度が急増する。当時、小林氏は新規参入を促すなど衛星放送の競争活性化を進めており、関係者は「競合が増えることを懸念し、総務省に働きかけをしていたのではないか」と話す。

 実際、昨年12月10日の秋本芳徳前情報流通行政局長を接待した会食では、文春オンラインが音声データという動かぬ証拠も公表。この中で秋本氏は小林氏について「どっかで一敗地に塗(まみ)れないと、全然勘違いのままいっちゃいます」などと、東北新社側に同調する発言も行っている。

 東北新社の子会社「スター・チャンネル」が、競争活性化のため総務省に周波数帯の一部を返上したのはこの会食の10日前。音声データにはこのことへの不満ととれる発言も残されており、会食の5日後には同社の認定が5年間更新された。

 正剛氏が取締役を務めていた「囲碁将棋チャンネル」が30年5月に認定された経緯にも疑惑が残る。高画質化の流れに反し、品質が劣る周波数帯で総務省の認定を受けており、審査過程に問題がなかったか注目される。

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